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「岡崎律子」と聞いて、ご存知の方はそう多くはないと思います。

私にとっての岡崎律子さんは、歌で『愛を表現されている』とてもすてきな方(作曲家、シンガーソングライター)で、尊敬している中のお一人です。

岡崎さんを知ったのは、アニメ「魔法のプリンセスミンキーモモ」で挿入曲を担当されていたことがきっかけです。

独特のささやき声と、どこまでも真っ直ぐで前向きな歌詞、女性的な暖かさを感じさせる美しいメロディーに魅せられ、ファンになりました。

岡崎さんは、2004年5月5日にこの世を去りました‥。

5月12日の朝刊のお悔やみ欄を見て知りました。

亡くなられたのは「敗血症性ショック」ということだったので、突然亡くなられたものと思っていました‥。

2004年6月6日の読売新聞「追悼渉」のコーナーに記事があります。

『食欲が衰え、進行の速いスキルス性胃がんと診断されたのは昨年(2003年)5月。翌月に入院し、症状から薬の副作用まですべて説明を聞いて納得した上で治療を受けた。病室にキーボードを持ち込み、つかれたように作品を量産した。見かねた母の輝子さんにも、「いいものを残しておきたいから頑張る」と言って、創作活動を続けた。』とあり、岡崎さんに残された時間(命)で、この世に作品を送り出すことに注ぎ込んでいたことを知りました‥。

私は、泣きました‥。

「どこに、こんなすごい事ができる力が潜んでいるのだろう」

2003年から2004年にかけて、岡崎さんが携われた作品はものすごい数にのぼります。

メロキュア(ご自身のボーカルユニット)と、シンフォニック=レイン(PC音楽ゲーム)のサントラ、楽曲提供、2004年6月に発売予定だったご自身のオリジナル・アルバム。

病床に臥されていたとは信じられないほどの数の曲を作られていたことに驚きました。

2004年6月に発売予定だったご自身のアルバムは、シンフォニック=レインの曲をご本人が歌われ、作り直して収録が進められていましたが、完成を前に岡崎さんが亡くなられたことで発売延期になりました。

アルバムは、生前に信頼を寄せておられたスタッフの方により完成し、2004年12月29日(岡崎律子さんの誕生日)に発売されました。(アルバム名:「for RITZ」。岡崎律子さんのファンのことを指します)

岡崎さんが伝えようとした最後のメッセージを受け止められることが嬉しかったです。(手がけられたスタッフの方は、辛かったと思います)

アルバムは、自らの命をかけたメッセージであり、とても重みがあるはずなのに、岡崎さん独特の柔らかい優しいメロディーに包まれています。

思い入れがあるので、最初に聴いたときは涙がとまりませんでした‥。

残された作品の数々を聴くと、力強く『愛』に生きていたと思う一方、迷いや弱さがあったのだということが伝わってきます。

私が岡崎さんの曲で一番好きなのは、「空の向こうに」です。(アルバム「for RITZ」に収録されています)

歌詞の一節に、

 それぞれに幸せがあるの

 ココロはそこへ向かう

 きっと この胸にふりそそぐ

 光はあると思う

 In the rain

とあります。

私はこの一節が、「人生そのもの」を表しているメッセージだと、受け止めています。



歌詞:歌詞タイム「空の向こうに」


私は、岡崎さんが曲を作っておられたときの心境を思うと、切ない気持ちになります‥。

例えば私が、自分の命が短いと知らされたとき、どうするでしょうか?

「自分の仕事に打ち込むこと」、「良いものを残したい」と思うことが、容易にできるとは思えません‥。

自分の境遇や過去を恨んだり、嘆いたりするしかできないのではないでしょうか‥。

そんなときも前向きに、ひたむきに自分の好きなことに向かい合って、最後まで全力で突き進むことが出来るでしょうか?

明日が確実に来るのが分からなくても‥。

私は、岡崎さんにライブで2度、お会いしたことがあります。

時間がゆっくりと優しく流れているような、不思議な感じがした記憶があります‥。

私は、忘れることはありません。

素晴らしいアーティストだったということを。

力強く『愛』に生きて、メッセージを贈っていたことを。

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