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【現代版・うさぎとかめのお話】がんばらなくても幸せになれる生き方

『なぜか知らないけれど、
 がんばらなくても上手くいくようになる考え方』
『がんばらないで幸せになれる生き方』
をお話しています。
 ↓
【現代版・うさぎとかめのお話】
がんばらなくても幸せになれる生き方

 

ありのままの生き方ナビゲーター
伊藤直幸です。

 

「本当の幸せ」とは何でしょうか?

 

頭の中で「幸せ」をつくったとして、
それは「真の幸せ」なのでしょうか?

 

「幸せ」には2つの種類があります。

 

1つは、
「望むものを手に入れたとき」に味わう幸福感。

 

もう1つは、
「望むものを手に入れられなかったとき」に、
私たちが頭の中で作り出す
人為的な幸福感。

 

この2種類のうち、
どちらがより幸せだと思いますか?

 

 

良くない出来事や
ガッカリするような
挫折を味わった人が、
他の人や自分自身に対して、
こう言い聞かせているのを
耳にしたことがあると思います。

 

「望んでいたものは
 手に入らなかったけれど、
 かえって良かった。
 この体験は
 かけがえのないものだ」と。

 

こうした人たちは一見すると
「自分が不幸な出来事に
 遭ったと認めたがらない」
過度に前向きな人
のようにも思えますが
それは違います。

 

いわば「人為的な幸せ」は、
本当に人を幸せな気分にするのです。

 

ようは、
幸福感そのものは
本物ということです。

 

社会心理学者のダン・ギルバートさんが、

「求めていたものを得られなかった、
 あるいは本当に
 悲惨な体験を味わった後に、
 自力で幸福感を作り出した人たち」に
ついて話しています。

 

体験の中には、
無実の罪で有罪判決を受け、
何十年にも渡る
懲役刑を受けたケースもありました。

 

無実の罪で懲役刑を受けた人物は、
この出来事について、
「輝かしい体験だ」とまで述べています。

 

これは本心でしょうか?

 

自分が犯していない罪に関して、
長い間服役を余儀なくされた人間が
抱く感情としては、
ふさわしいと言えないのではないか、
と思ってしまいますよね。

 

当然ながら、
こうした話を聞くと、
「この人は自分をだましているんだ、
本当に幸せなワケがない」
と思いがちです。

 

でも、
そう考える私たちの方が
間違っているのかもしれないのです。

 

20050109065430

 

ダン・ギルバートさんは
ある実験を行いました。

 

この実験では、
新しい物事を覚えられない、
前向性健忘の症状がある患者さんを対象に、
モネの絵の複写6種類を見てもらい、
まずは一番気に入らなかったものから
一番好きなものまで、
1から6の順に並べるように依頼しました。

 

次に、
ギルバートさんは被験者に対し、
3番目か4番目に好きな絵を
プレゼントすると伝えます。

 

被験者の多くは、
3番目に好きな絵を選びました。

 

ここまでのステップを終えると、
研究チームはいったん
被験者のいる部屋を去り、
再び戻ってきます。

 

この実験の被験者は、
健忘の症状があるため、
研究チームや
その前に行われた実験についての
記憶は残っていません。

 

患者たちは再び、
6枚の絵について
一番嫌いなものから
一番好きなものの順に
並べるよう求められます。

 

その結果は、
実に興味深いものでした。

 

最初の実験で
「3番目に好きだ」と答えていた絵は、
2番目にまでランクアップし、

4番目に好きだったけれど
受け取らなかった絵の順位は
5番目にダウンしたというのです。

 

この結果からわかるのは、
これらの絵に関する
意識上の記憶がないにもかかわらず、
自分が手に入れた絵に対する
満足度はさらに上がり、
断わったほうの絵への
好感度は下がるということです。

 

この実験から、
「人は無意識的に
 人為的幸福感を作り上げている」
との結論に達しました。

 

さらに、
この人為的に幸福感を作り上げる
無意識の能力は、
自分ではどうしようもない状況において、
より頻繁に発揮されることも発見しました。

 

ようするに私たち人間は、
自分の手に負えない状況の結果として
起きた事柄について、
「これで良かったんだと、
 自分を納得させるのが
 非常に上手い」ということです。

 

この結論は、
どのような意味を持つのでしょうか?

 

「人為的な幸福」に注目すべき理由です。

 

1)人為的な幸福は、ニセの感情ではない

 

望むものが手に入らなくて
頭にきた結果、
「幸せだと自分を偽っている」
という話ではないのです。

 

人為的な幸福は、
私たちの誰もが脳の中に備えている
自然のメカニズムであり、
理想的とは言えない状況を
別の角度から見直し、
ゆくゆくはこの体験が
もっと幸せになるのに役立つとして、
今の状況を受け入れるよう
促してくれます。

 

2)人為的に幸福感を作り出す能力は、非常に重要なスキル

 

人は常に
「自分が望むものすべてを
 手に入れられるわけではない」のです。

 

私たちは誰もが間違いなく、
人生のどこかで失望に直面します。

 

せめて頭の中だけでも
幸せを作り出して、
良い面を見る術を
身につける必要があるのです。

 

うつ病と診断された人たちは、
人生の大部分の場面で、
自力で幸福感を作り出す能力を
失っています。

 

そのために、
人生のより良い面を見るのが
難しくなっているのです。

 

3)どのような状況であれ、自然発生的な幸福感については、私たちの事前予測は当てにならず、かなり過大に、あるいは過小に見積もってしまうことがよくある

 

実際には、
本当にその幸福感を味わってみなければ
「自分がどのくらい幸せだと思う」のか、
「どのくらいその思いが続くのか」は
わかりません。

 

なので、
人為的に幸福感を作り出だす能力は、
未来の出来事の不確実性に
対処するのに役立ちます。

 

私たちが感じる幸福感は、
「人為的なもの」と
「自然発生するもの」の両方から
成り立っています。

 

どちらがより良いというわけではなく、
バランスの取れた生活を送るためには
両方が必要なのです。

 

自然発生する幸福感によって、
本当に楽しい体験が満喫できます。

 

人為的な幸福感は、
結果が理想に届かなかったときにも、
自分が手にしたものを受け入れ、
正しく評価するのに役立ちます。

 

人為的に幸福を作り出す能力を
駆使してみた結果、
「最初に思っていたほど状況は悪くない」
と気づく場合もあるはずです。

 

今日もステキな1日をお過ごし下さい。

たくさんの幸せにあふれますように。

伊藤直幸

 

「幸せなことがいっぱい」舞い降りてくる★魔法のコトバ
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